人類が抱えている課題のひとつに地球環境問題があります。今は様々な省エネグッズや節電商品が販売されておりますが、普段から省エネや節電を心掛けている方も多いかと思います。ここでは、その“省エネ”と“節電”の違いを説明していきたいと思います。
節電の重要性
日本では大震災により、電気の供給量と受給量のバランスが崩れるという問題が起こりました。電気は少量ならバッテリーに貯められますが、ダムに貯水するようにはいきません。発電したらすぐに必要な場所に届けられ消費されます。
そのため、夏場や冬場の電気消費量のピーク時は、電気の供給量と受給量のバランスを取るために節電する必要があったのです。節電とはピーク時に問題が起こらないように電気を減らすという意味になります。大きな電力を使う機器はピーク時を避けて使用することが節電になるのです。
省エネとは
省エネはピーク時に敢えて電気の使用量を減らすのではなく、常に電気や石油など地球環境問題に関わるエネルギーを節約することです。エネルギーを無駄なく効率良く使用することで、エネルギー安定供給確保と地球温暖化防止しています。
寒冷地にあるご家庭では、水道凍結防止ヒーターが設置されています。
水道凍結防止ヒーターは目に見えない場所に設置されており、稼働時はエアコンを一日中付けっぱなしにしているのと同じ位の電気を消費しています。