水道凍結とは
水道凍結とは、文字通り蛇口や水道管が凍結してしまい、水が使用できなくなってしまうことを指します。特に、寒冷な地方に住む多くの方が頭を抱える問題です。
凍結して水が使用できなくなると、洗面や炊事、入浴やトイレ、洗濯と生活のありとあらゆることに支障が生じてしまいます。酷い場合は、水道管の故障や破裂の原因となり、予想外の手間や出費が発生する恐れもあるのです。
水道凍結が起こりやすい状況
外気温が零下になる地域であれば、どこでも水道凍結が起こる危険性があります。
特に水道凍結と太陽光、風速とは密接な関係があり、陽の当らない北側や風の当りやすい立地は水道凍結が起こりやすい状況にあるため注意が必要です。
寒冷地では、一日中外気温が氷点下の真冬日が続くことも珍しくありません。
油断せずに、徹底した対策を心がけましょう。
水道凍結の予防法
水道の凍結を防ぐには水抜きをする方法と水道凍結防止ヒーターを設置する方法の2つがあります。
水抜きとは、水道管内の水を完全に抜くことで凍結を防ぐのですが、この水抜きはかなりの時間と労力を要するため、非常に困難で手間がかかります。
そこで、ほとんどのご家庭では水道凍結防止ヒーターと呼ばれる電気式のヒーターを水道管に巻きつけることで水道管を温め、水道管が凍結してしまうのを防いでいます。
一般的なご家庭で使用されている水道凍結防止ヒーターにはサーモスタットと呼ばれる温度スイッチが付いており、これによって水道凍結の心配のない時期にはOFFになるという仕組みになっています。
しかし、このサーモスタットはあくまでも簡易的なものであり、5~10月までは電気が入らないというものでしかありません。従って冬場(11~4月)は、水道凍結防止ヒーターは24時間ONしっぱなしの状態となってしまいます。
この水道凍結防止ヒーターの1本当たりの消費電力は大きくありませんが(1m当り12W程度)、寒冷地の一般家屋では10本前後使われているため、水道凍結防止ヒーターにかかる電気代は1家屋当たりの平均で1か月6,000~7,000円、ワンシーズンでおよそ45,000円にも及びます。
寒冷地の住宅には欠かすことのできない水道凍結防止ヒーターですが、これが冬場の電気代が高くなってしまう最大の原因となっています。
水道凍結防止ヒーター用節電器「セーブ90」は、水道管温度を温めすぎず凍結しない最適な温度に保つことで、水道管を凍結させることなく水道凍結防止ヒーターを無理なく無駄なく節電します。