夜中や朝方など、寒いときに見ても赤いランプが点灯していませんが故障でしょうか?

セーブ90の赤いランプは通電ランプとなっておりますので、水道凍結防止ヒーターに電気を流しているときのみ点灯します。
赤いランプが消灯しているときは節電中となりますのでご安心ください。

セーブ90は、FTC比例制御という弊社独自の特許技術により水道凍結防止ヒーターへの通電時間を必要最低限にしているため、マイナスの外気温度でも赤いランプが消灯していたり、プラスの外気温度で点灯している場合がありますが故障ではありませんのでご安心ください。

最新機種のセーブ90+3は、そのときの状態(節電中or通電中)が電源ランプ(緑)と通電ランプ(赤)の点灯の仕方で簡単に判別ができます。

その他セーブ90に関する技術的なこと等、詳しく知りたい方は「セーブ90技術資料」や「セーブ90豆知識」をご覧ください。

セーブ90を取り付けたときに通電ランプ(赤)が点灯するときとしないときがありますがなぜでしょうか。

セーブ90を取り外していた状態から電源に差し込んだ時の通電ランプ(赤)は点灯するときとしないときがあります。
その理由は

● 通電ランプ(赤)消灯:セーブ90本体を温度の高い場所に保管していて本体が温まっていた場合
● 通電ランプ(赤)点灯:セーブ90の保管場所の温度が低く本体が冷やされていた場合

となります。どちらの場合も電源に差し込んで10分程度で取り付けた場所の環境に馴染み通常の動作を開始しますので電源に差し込んだときに通電ランプ(赤)が点灯してもしなくても故障ではありませんのでご安心ください。

セーブ90や水道凍結防止ヒーターの検査方法はありますか?

セーブ90や水道凍結防止ヒーターの検査はチェッカーSEを使えば簡単に行えます。詳しくは「チェッカーSE」のページをご覧ください。

長年セーブ90を使用していますが、どのくらい使用できるのでしょうか?

セーブ90の耐用年数は約10年となっております。必ず10年で故障するということではありませんが使用開始から10年を過ぎてくると故障率が高くなってきます。
セーブ90が故障すると水道管が凍結してしまいますので使用開始から10年を経過しているようでしたらなるべく早めにお取替えください。

もしいつからご使用いただいているかわからなくなってしまった場合は、製品本体の裏面に記載の製造番号を弊社までお知らせいただければ弊社にて製品の製造年をお調べさせていただきます。

セーブ90を取り付けても電気代があまり変わりません。なぜでしょうか?

お使いいただいている水道凍結防止ヒーターの種類や水道配管の状況によっても節電率は違ってきますが、セーブ90の節電効果が全く無くなるということはありません。
もし、セーブ90を取り付けても電気代にあまり変化がないという場合は、以下のような理由が考えられます。

① 前年の冬に比べ電気代が高騰している
② お住まいで使用されている水道凍結防止ヒーターの一部にしかセーブ90を取り付けていない

①に関しては、
セーブ90の使用で節約できた金額と電気代が値上げした分の金額が同じだった場合、電気代の請求額が変わらないという可能性があります。
セーブ90でどのくらい節約(節電)できたのかは、電気代の請求金額ではなく電気使用量で比較してみてください。

②に関しては、
仮に水道凍結防止ヒーターが10本使用されていた場合、これにかかる電気代は月に7,000円程度(1本当たり700円)となりますが、この10本の水道凍結防止ヒーターのうち1本だけにセーブ90を取り付けても月の節約金額は600円程度となってしまうため、ご家庭全体での電気代の請求は大して変わらない金額となってしまいます。
もし、セーブ90を取り付けても電気代があまり変わらない場合は、お住まいで使用されている水道凍結防止ヒーター全てにセーブ90が取り付けられているか今一度ご確認ください(水道凍結防止ヒーターは普段目にしない場所に取り付けられていることが多いです)。

セーブ90を取り付けたら水道管が凍結してしまいました。なぜでしょうか?

セーブ90を取り付けて水道管が凍結してしまう主な原因は下記のようなことが考えられます。

① セーブ90を水道凍結防止ヒーターが施工されている水道管と同じ環境に設置しているか
② セーブ90に容量以上の水道凍結防止ヒーターを接続していないか
③ 保温材に劣化はないか
④ 他社コントローラーと併用していないか

①に関しては、
セーブ90は取り付けた場所の環境を感知して水道凍結防止ヒーターを制御するため、水道凍結防止ヒーターが施工されている水道管よりセーブ90を温かい場所に取り付けると水道管が凍結してしまうことがありますので、セーブ90は必ず水道凍結防止ヒーターが施工されている水道管と同じ環境(場所)に取り付けてください。

②に関しては、
セーブ90には各機種毎に接続できる水道凍結防止ヒーターの上限(容量)がありますが、この容量以上の水道凍結防止ヒーターを接続してしまうと、本来の性能が発揮できず水道管が凍結してしまうことがあります。
特に(画像A)のように分岐コード等を使用してタコ足配線をし、セーブ90各機種の指定本数以上の水道凍結防止ヒーターを接続すると容量オーバーや最悪の場合火災の原因となります。
一般家庭の水道凍結防止ヒーターであればタコ足配線をしない限りセーブ90の容量を超えることはありませんので、(画像B)のようにセーブ90に接続する水道凍結防止ヒーターは必ず指定本数を守ってください。

(画像A)悪い例

(画像B)良い例

③に関しては、
水道管には水道凍結防止ヒーターの熱を逃がさないよう保温材が施工されていますが、この保温材は長年の使用で紫外線等の影響により保温材が劣化し薄くなったり剝がれてしまったりしてしまうことがあります(画像C)(画像D)。
この保温材の経年劣化によって保温能力が低下し水道管が凍結してしまう(※1)ことがありますので、わずかでも保温材が劣化し薄くなったり水道管が露出してしまっている場合は新しいものに交換してください。

※1 水道凍結防止ヒーターの発する熱は40℃程度にしかならないため、セーブ90使用の有無に関わらず保温材の劣化は水道管の凍結を引き起こす原因となりますのでご注意ください。

(画像C)保温材の裂け

(画像D)保温材の剥がれ

④に関しては、
(画像E)のように他社コントローラーが接続されている状態でセーブ90を使用(併用)すると、適切なタイミングで水道管が温められず凍結してしまうことがあります。
セーブ90を取り付ける前に他社コントローラーが取り付けられていないかを必ずご確認いただき、もし他社コントローラーが取り付けられている場合は(画像F)のようにそれらを取り外してからセーブ90を取り付けてください。
もし、現状コントローラーのようなものが取り付けられており、それらを取り外していいか判断がつかない場合やご不明な点等ございましたら、フリーダイヤル【0120-012-743または下記リンクからメールにてお問い合わせください。

(画像E)悪い例

(画像D)良い例

その他にも水道管の凍結原因は考えられますが、セーブ90をご使用いただいた際に水道管が凍結してしまうような場合はフリーダイヤル0120-012-743までお問い合わせください。
弊社にて凍結原因を調査し、セーブ90をご使用いただけるようにさせていただきます。